前に飛ばすから前打ち釣りです。

前打ち釣りとは、付けエサを堤防際に落とすのではなく、前方に振り込む、又は前方に飛ばして釣る釣りを言います。
テトラの先端や沈み根、ゴロタ場、牡蠣殻帯、砂浜、河口域などで活躍します。
竿の真下から、竿１本先、時には糸を引き出して遠投することもあります。
厳寒期を終えて水温が安定し始める３月から、落ちと言われる１１月まで長期にわたり釣ることが出来る釣法です。
ベストシーズンは、８月～１０月でアタリも大きく釣り易くなります。

↓はタックルの目安です。
（竿）落とし込み専用か、前打ち専用又は、チヌ竿０，６号の４，５～６ｍ、チヌ用のルアーロッド８ｆｔ前後でも可能です。
（リール）落とし込み専用太鼓リールまたは、小型スピニングリール
（道糸）視認性の高いナイロンライン１，５～３号又は視認性の高いPEライン０，８～１，５号
（ハリス）フロロカーボン１～２．５号９０～１．２ｍ
（針）チヌ２～４号又は、カイズ１１～１４号
最初はエサのサイズに合わせおき、釣れる魚のサイズに合わせて変更していくのがいいと思います。
(オモリ)
状況に合わせて、無し～５Bまで使用しますが、時には１号位を使用することもあります。
底取できる最小限のものでスタートし、魚の反応や、風、海況に合わせ変更します。
早い落下速度のほうが反応がいい時もあるので、軽いオモリがいいとは限りません。
（エサ）
前打ち釣りの場合は、基本カニを使用しますが、場所によっては、イガイ、シラサエビ、マムシ、ボケ、ザリガニなどを使用します。

※常に身に着けておけるホルダー付玉網が必需品です。
※１０メートル以上水深のある所には向かない釣り方です。

アタリはライン(糸)の動きで取っていきます。竿先を見ていてもアタリは出ませんのでご注意ください。
アタリは千差万別ですが、わかり易いのは、糸が走る(引き込まれる)アタリで、初めはそれを合わせて行けばいいと思います。
回数を重ねれば、細かいアタリもわかるようになってきます。

道具の選択は、最寄の釣り道具店で、実際に手にとって、現物を確かめてからのご購入をお勧めしますが、なかなか釣具店に行く時間がなかったり、休みの日は釣りに行きたいと言う方も多いと思います。そんなときに便利なのがインターネットでの通販です。初めての方にも参考にしていただける様、良いと思われるものを格ショッピングサイト様から選び出し、商品へのリンクを作成しました。せっかく掛けた魚を逃さない為にも、安くても良いものを選んでほしいと考えています。↓

↓正統派スタイル、使いこなすにはテクニックが必要で、非常に繊細なタックルです。リールは１：１なのでしんどい方はギヤ比のあるタイプがおすすめ。↓